3・4時間目!「活動を振り返り、行く先を想い直す」

3・4時間目の会場は、豊後大野市緒方町の俚楽の郷伝承体験館。「俚楽」とは、この地に伝わる神楽や獅子舞などの伝統芸能をさす緒方特有のことばで、この地で育まれてきた生活文化や農村風景を伝える展示が置かれています。

この場所で今回考えるのは、自分の活動、ひいては自分自身からまず見つめ直す、ということ。

講師としてお迎えしたのは、株式会社ワークキャリア取締役社長の行武亜沙美さん。多くの方のキャリアを見守ってきたなかで、自分自身を見つめ直す、その手法として「AI会」を伝授いただきました。

予習として、事前に行武さん自身がAI会を行う様子をPodcastで共有していました。AI会を行う上でのポイントやルール、気にしておきたいことを行武さんから改めてお伝えいただき、早速受講生の皆さんでペアになってスタート。
普段あまりすることのない自分の話も、話せば長くなるというもの。予定時間を超えてなお続くグループも少なくないほどAI会はそれぞれに盛り上がり、その後はぐっと会場の雰囲気が暖かいものに。

「相手のナラティブを汲み取りながら、自分のエゴを発掘する」。
事情がわかると見えてくるものがある、相手の物語を理解できればそこに橋がかけられる。AI会の実践は、話が通じない相手=悪者とせず、自分がその場で、フィールドでできることはなにか、を確かめる手がかりとなったかと思います。

4時間目は、AI会の実践を経てその補足を行い、あっという間に今回も終了。

次回は最後のテーマ、「安全圏の一歩先に出て、社会に手をかける」。
これまで掘り下げてきた、フィールド、そして自分についての新たな発見を携えて、さあいよいよ社会との接続について考えていきましょう!