2022年度 会場

問いを立てる学校おおいたでは、

  • 受講生が大分県の各地域にて活躍するプレーヤーと交流する機会をつくること
  • 他地域を旅することで客観的に自分自身を見つめ直す機会をつくること

を目的として、研修テーマごとに大分県内3つの会場=キャンパスで開催します。会場と土地の文脈を感じながら、学びの角度を広げる設えを目指しています。

共有地にある建物をリノベーションし、新たに設えたまちなかの交流点です。NPO法人まちづくりツクミツクリタイが運営しています。持ち時間10分、誰でも参加できるピッチ大会「ツナカン」などで賑わうほか、災害時にはボランティアのケアを行う基地として活躍しました。工場地帯として栄えた先の暮らしを見つめる場所で、私たちには何が読み取れるのでしょうか?

9/16(金)、9/30(金)

講座
足元に広がるフィールドを見つめ、塗り替える

講師:三好剛平

津久見市中央町6-15

俚楽とは、神楽や獅子舞などの伝統芸能を指します。これまで、多くの民俗資料が展示される趣のある空間やカフェ、サークル活動に集う人々で賑わってきました。いま、郷土文化を伝える施設として一定の役割を終え、これから誰が集い、どのように過ごす場としていくかを懸命に考えている人々がいます。彼らと出会い、私たちはいま、かつて描いた行き先をどう想い直すのでしょうか?

10/14(金)、10/27(木)

講座
活動を振り返り、行く先を想い直す

講師:行武亜沙美

豊後大野市緒方町馬場388-1

天ヶ瀬に立ち寄ると、玖珠川を渡す朱い吊り橋が目に入ります。その先に立つ大きな旅館。一昨年の水害から、一歩ずつ、一人ずつが集い、温泉街を見守るようにして在り続けています。2年を経て、先日営業を再開したばかり。価値観や信条を越えて人々を癒やす温泉街。復興の先を描く若きプレーヤーたち。私たちは、日々と社会が地続きのフィールドで、”社会”をどう捉え直すのでしょうか?

11/10(木)、11/25(金)

講座
安全圏の一歩先に出て、社会に手をかける

講師:田中美咲

日田市天瀬町湯山1143