約半年間走り抜けてきた「問いを立てる学校おおいた」、いよいよ卒業式を迎え、一旦の区切りを迎えることとなりました。
会場として使用させていただいたのは、杵築市の「柳家」さん。150年近くに渡って料亭や食堂として営業されてきたなか、キッチン付レンタルスペースとして再出発し、地域のにぎわいをいまなお生み続けています。
そんな柳家さんで開催した卒業式は、受講生のみなさんが本プログラムを通じて学び、考えたことを、今後の展望を含めて自由に表現し、ポスターセッション形式で発表し意見を交換する、という場としました。柳家2階、かつての宴会場でお膳を並べて、発表するグループ、聞くグループを入れ替えて行いました。
今回はどなたでも自由にご参加いただける場として、皆さまにも呼びかけのご協力もいただいたことで、会場の近隣の方々や、本事業に関心のある県外からもご参加をいただき、ポスターセッションの発表の場は大変盛り上がりました。
なかで聞かれたのは、「ポスターセッション中何度も発表を繰り返すなかで、少しずつ言葉が変化していくのに気づいたり、相手からの投げかけで自分に新たな問いが生まれた」ということでした。
次々に目の前に座る方と言葉を交わし続けたポスターセッションが終わった後は、お膳を囲んだ懇親会。わずかな時間でしたが、皆さんからの振り返りの一言や、柳屋の小倉倫子さんからも激励の言葉をいただきました。「問いを立てる学校」のプログラムはこれで終わりとなりましたが、今後も引き続き互いに近況を確認したり、連絡を取り合ったり、気軽に集まって話ができるよう同窓会の案内と同窓会役員を任命し、卒業式を終えました。
ひとまず、ここまで皆さまお疲れ様でした!また会いましょう!