3人の講師、3テーマ、3会場

本校では、企業や団体、自治体の職員、地域おこし協力隊、フリーランス、学生などが集まり、3テーマ6講座で座学と対話を重ねます。受講生に問いかけるのは3人の講師です。詳しくは、各講師のプロフィールをご覧ください。3つの会場では、学びをさらに深めるべく、テーマと何らかの接点がある人と場所に出会います。会場紹介からイメージを膨らませて、まちも一緒にお楽しみください。

テーマ1|足元に広がるフィールドを見つめ、塗り替える
はじめ広く、新鮮だった視点も、気がつけばたくさんの「当たり前」であふれていきます。
会場は、工業で栄えてきたまちを、新世代の視点で塗り替えようとする津久見市
講師は、生まれ育った福岡をどこよりも最適なフィールドに塗り替えて企画を打つ三好剛平さん
迷いの先にたどり着いた”正論”とは?地元や移住先、活動拠点を、新たな視点で発見します。
*ポイント*
いつものまちに帰って、あなたは何を見聞きし、誰と、どのようにして語り、どう企画に起こしますか?


テーマ2|活動を振り返り、行く先を想い直す
ひとりでは、問い直すのが難しいそもそも論。
新たな取り組みの始まりでは、問いかけ合える仲間になかなか出会えないことも。
会場は、雄大な自然に囲まれたまちに、新世代が集まり、コミュニティを紡ごうとする豊後大野市
講師は、フリーランスやパラレルキャリアの人々が集まるコワーキングコミュニティを運営する行武亜沙美さん。フリーランス養成の知見も踏まえながら、「第二の実家」でたくさんの活動の岐路を見守ってきた立場から、私たちの”そもそも”を問いかけます。
*ポイント*
そもそも、今の活動はどうやって始まりましたか。一方、今この瞬間は、どこへ向かおうと思っていますか。明日やろうとしていることは、あなたの一歩ですか?


テーマ3|安全圏の一歩先に出て、社会に手をかける
目の前のことが、ふと社会に繋がる瞬間に出会ったことはありませんか。
社会について考えている余裕なんてない。そう考えたことはありませんか。
会場は、県内随一の温泉街である日田市天瀬町。水害からの復興に取り組む最中で、移住者と地元出身者の新たな関わりが地域商業の枠を飛び出そうとしています。
講師は、障害があっても、体型に悩んでいても、誰もが着たい服を着ることができるファッションブランド「SOLIT」などの活動で「オールインクルーシブな経済圏」を目指す田中美咲さん。ソーシャルデザインの話題を介して、本当はすぐそこにある社会について問いかけます。
*ポイント*
目の前の問題や悩みを、地域から出て、社会との関わりで語り直すことはできますか?視野はどこまで広げて、射程距離はどこまで遠く描けますか?